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絵本にしよう

「絵本にしよう」、というのが我が家の就寝の掛け声です。

息子が2冊、母の私も2冊、合計4冊を選んで寝室へ行きます。2才になった頃からそんな習慣を続けていると、3才になった今は、どんなに眠たくても4冊読んでからでないと寝ない子どもになりました。息子が2冊選ぶのは自分で選ぶのが楽しくてしょうがないから。私も2冊選ぶのはいつも同じ本を選ぶ息子に新しい本や最近読んでいない本も、という配慮・・・というのもありますが、何より読み手の私が飽きてしまうから。ある夜、「絵本にしよう」というと息子が選んできたのは・・・「よあけ」と「もりのなか」でした。この2冊、名作中の名作ですが、どれもとても静かで暗めの絵がベースになっています。そんな地味な絵本達を、やんちゃでいつも走り回っている2歳の男の子が選ぶというのが意外でした。「きょうは、「よあけ」と「もりのなか」にする〜」と2冊を両手に抱えた息子は満面の笑顔。自分で選ぶってこんなに嬉しいことなんだと息子の姿を見て、いつも感じます。そして地味な絵本のよさもしっかり伝わっているんだなとうれしくなりました。そんなわけで昼寝の前、夜寝る前、日中気が向いたとき、いつも息子と共に絵本を読んでいます。知らなかった素敵な絵本にもたくさん出会いました。改めて昔好きだった絵本を好きになりました。そんな絵本についてのあれこれを、当ブログにて綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。