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こどもと読みたいクリスマスの絵本

サンタさんが待ち遠しくなるのは何才くらいでしょうか?

3才、4才、5才…。

クリスマスの厳かな雰囲気や、わくわくする街の空気とともに、子どもたちが待ち焦がれているサンタさん。それはただプレゼントをもらえるうれしさだけではなく、夢の時間を体験できる、そんな素敵な時間だからかもしれません。

 

絵本を読んで物語に入り込むことと、クリスマスを待ち焦がれて空想する気持ちは少し似ているなと思います。空想したり空想の世界での楽しい時間があると、現実を生きる力が強くなる。だからこそ、小さな子どもたちより、子どもっぽさが少しずつ消え、空想より現実の世界の比重が大きくなってくる小学生にとってこそ、サンタさんは特別大切な存在かもしれません。

 

子どもと読んでほしいクリスマスの絵本はたくさんあります。写真の絵本は、そんな中でもおすすめの4冊です。

 

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クリスマスの ふしぎな はこ

長谷川摂子 ぶん 斎藤俊行 え

福音館書店

 

男の子が家の軒下に小さな箱をみつけるとことろからお話は始まります。

「あれっ、なんだろう、このはこ。あけてみよう。」

その箱の中で眠っているのはなんと小さな小さなサンタさん。ベッドの下に箱を隠した男の子は、時々箱をそっと開けてサンタさんをそうっと見守ります。そしてついに、自分の町にもまちに待ったサンタさんがやって来くるのです。

箱の中と現実がとてもすてきに交わる、ドキドキの物語です。

 

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まよなかの ゆきだるま

森洋子 作

福音館書店

 

「サンタさんのソリが木の枝にひっかかった!」

大きな満月の真夜中、おかっぱの女の子あっちゃんは、ゆきだるまの大きな声で目を覚まします。大勢のゆきだるまたちと力を合わせて、誰も見ていない夜の街で、あっちゃんたちは大活躍。

白黒で描かれた独特な世界の中で、あっちゃんやサンタさんの赤い洋服がとてもあざやかに見る目を楽しませてくれます。絵本を開くとすぐその世界に引き込まれる力強さのある絵です。

 

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あのね、サンタの国ではね…

松本智年 一色恭子 原案 嘉納純子 文 黒井健 絵

偕成社

 

この絵本の中ではサンタさんは1人ではありません。

大勢のサンタさんが仲良く暮らしています。

1月は新年のあいさつ。2月は子どもたちからのお礼の手紙の整理。3月はプレゼントづくり。4月、5月、6月と、12月のクリスマスにむけてサンタたちが着々と準備をしている姿が暖かく描かれています。

クリスマス前に読むと、24日まで指折り数えるのが楽しみになる、そんな絵本です。

 

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サンタクロースの ふくろのなか

安野光雅

童話屋

 

サンタさんの袋の中を思いっきり自由な発想で描いた絵本です。絵本の見開きいっぱいに少しずつ小さな絵が描かれて、ページをめくるごとにその絵が出来上がっていきます。大人が見ていても楽しいのですが、子どもと共にながめると、もっと楽しい発見がたくさんあるはずです。

サンタさんの袋は不思議で、のぞいてみたくなる。そんなわくわくが詰まった特別な絵本です。

 

 

 

「ちぇすなっと」では11月1日〜12月24日まで「クリスマスの絵本」特集をしています。

上記4冊の本もおいておりますが、古本ですので在庫に限りがあります。